家の間取りを考える時、日当たりの良い場所にリビングやダイニングを配置した結果、「北にお風呂」を配置するしかなくなる事もあります。
このような配置は、風水的にはどのようなものなのでしょうか。
ここでは、「北にお風呂」がある時の風水における注意点や、解決法について、詳しく解説していきます。
「北にお風呂」の風水での注意点
風水において、お風呂に良い方角は、「東」と「南東」です。
北は五行における水に相当する方角で、一見すると、お風呂と合っています。
けれど、お風呂は家で使う水のうち4割ほどを使い、既に水に溢れた場所です。
家全体の水が剋ち過ぎてしまえば、火の気を弱め、情熱や活力の失われた、陰鬱な家になってしまう可能性があります。
「北にお風呂」の風水でのオススメや解決策
換気を充分にして、湿気を残さない事で、過剰な水を弱める事が出来ます。
風呂桶に水を残して、非常時に備えるという考え方もありますが、風水的にはやめておいた方が無難です。
水は別の形で備蓄しておきましょう。
残り湯を洗濯に使いたいなら、すぐ使うと良いでしょう。
むしろ温かい残り湯の方が、洗浄能力は高まり雑菌も増える前なので、洗濯に適しています。
入浴時だけ浴槽に水があり、それ以外の時間は水滴も拭き取られ空気がさっぱりしているなら、北にあったとしても気を澱ませる事はないのです。
そのように維持されたお風呂の場合、ゆっくり身体が休まり、生命力を高める水の気が、適切に取り込めるでしょう。
まとめ
「北にお風呂」は、水の気を高め過ぎる事になり、家全体の火の気を弱め、情熱や活力が失われてしまいます。
換気を充分にして、湿気や水を残さず、入浴時以外には水がない状態にしておけば、過度な水の気を防げます。
そのように維持されたお風呂は、身体を休めるのに良く、生命力を高めてくれるでしょう。