歴史のある寺院などの庭が、見事に苔むしている事があります。
同じような静謐で落ち着いた風情を自宅の庭にも持たせたい、と思う事もあるでしょう。
ここでは、「庭に苔」を生やした時の風水における効果や、気を付けるべき事について、詳しく解説していきます。
「庭に苔」の風水での効果
「緑は難を隠す」とされ、苔に美しく覆われた庭は、邪気を防ぎ、良い気を蓄えてくれます。
また、苔は陰の気を持つ事から、庭は落ち着いてくつろげる空間となります。
尚、苔と呼ばれる生物は、植物の場合と地衣類の場合がありますが、効果に大きな差はありません。
「庭に苔」の風水で気を付けるべきこと
苔は陰の気を高めるため、陽の気を高め賑やかに楽しむための庭には合いません。
あなたがその庭で、子供を遊ばせたり、ホームパーティーでバーベキューなどをしようと思っているなら、苔はやめておくか、陽の気が高める植物でバランスを取ると良いでしょう。
陽の気が高まる植物としては、上向きで尖った葉を持つユッカなどの木や、暖色の色鮮やかな花などが当てはまります。
また、庭石などに中途半端に苔がついて、薄汚く見える場合、気が滞りあまり良い状態ではありません。
庭石の模様や色味を大事にしたいなら、苔は磨き落としてしまいましょう。
まとめ
「庭に苔」を生やす事で、邪気を防ぎ、良い気を蓄えてくれます。
また、陰の気を高めるため、落ち着いてくつろげる空間となります。
一方、陽の気を高め、賑やかに楽しみたい庭を目指すなら、苔は合いません。
苔はやめておくか、陽の気が高まるユッカや、暖色の花などを足して植えると良いでしょう。
また、庭石にむした苔が薄汚く見える時は、磨き落としてしまいましょう。