家を建てる時や借りる時、理想的な場所だと思ったら近くに墓地があって、判断を保留にしている、そんな事もあるでしょう。
このような時、風水ではどのように考えるのでしょう。
ここでは、「お墓の近くの家」の風水における注意点や、解決法について、詳しく解説していきます。
「お墓の近くの家」の風水での注意点
風水において、お墓は死後に住む「陰宅」と考えます。
陰陽は表裏一体ですから、陰宅を大事にする事で、生きた人が住む陽宅も栄える事になるのです。
ただ、陰宅があまり近くにあっては、陽の気が弱まり、生きた人の活力や気力が失われてしまいます。
特に、玄関の正面に墓地があったり、窓からいつも墓石が見えている、といった場合、恒常的に陰の気を取り込む事になってしまいます。
「お墓の近くの家」の風水でのオススメや解決策
気を遮るだけなら、締め切ってしまえば良さそうですが、それでは気の流れ全体が悪くなってしまいます。
このような時は、カーテンやのれんが有効です。
いつも墓地が見える窓には厚めのカーテンをかけると良いでしょう。
玄関から墓地が見える場合、のれんをかける事で、陰の気を防げます。
家の中の照明や調度品を明るいものにし、陽の気を高めておく事も効果的です。
本来お墓のある土地は、先人の叡智で選ばれた風水害にも地震にも強い場所です。
陰の気の対処さえ出来れば、安らげる家となるでしょう。
まとめ
「お墓の近くの家」は、陰の気を受け取りやすく、住人の活力が失われる事になります。
このような時は、カーテンやのれんで陰の気を遮り、照明や明るい色の調度品で陽の気を高めると良いでしょう。
陰の気の対処が出来ていれば、むしろ安定した良い場所と言えます。