のれん(暖簾)は、様々なデザインや材質があり、趣味に合わせて色々かけるのも楽しいものです。
一方、風水的な影響もあり、かける場所で意味が変わるものです。
ここでは、「寝室ののれん」の風水における効果や、気を付けるべき事について、詳しく解説していきます。
「寝室ののれん」の風水での効果
のれんは、ドアほどではないものの、部屋を遮断し気の混ざるのを防ぐ効果があります。
寝室は陰の気が満たされ、落ち着いて眠るための部屋です。
のれんで区切る事で、他の部屋から入る雑多な気を防ぎ、安眠が期待できます。
特に、ワンルームなどで寝室と居間、台所などが一体的な部屋の場合、それぞれの機能を区切るため、長めののれんをかけておくことは有効です。
パーティションより部屋を広く使え、移動も邪魔しません。
「寝室ののれん」の風水で気を付けるべきこと
のれんは、ドアほどの気の遮断効果はありません。
寝室のドアを開け放してのれんをかけておくというのは、意味の薄い事です。
きちんとドアを閉める習慣を付けましょう。
幼児や要介護の家族の寝室で、いつも見えていないと危ない、といった理由なら仕方ありません。
また、のれんの色や柄にも様々な意味があります。
金運や出世運、恋愛運など色々盛り込みたくなるかも知れませんが、寝室は日中の苦労を忘れて休むところです。
生命力を高める水の気を持つ黒、安定と保護の土の気に通じる黄色などが適しており、起きて活動するための色まで盛り込むのはやめておきましょう。
まとめ
「寝室ののれん」は、気を区切り、寝室を陰の気で満たし安眠へ導いてくれます。
ワンルームの区切りにも良いでしょう。
但し、ドアほどの遮断効果はないため、ドアがあるなら閉めましょう。
様々な運気を盛り込む色や柄はありますが、寝室は落ち着いて休む事を優先すべき部屋です。
起きて活動するためのものを盛り込むのはやめましょう。