元旦にお風呂に入らないほうが良いとの言い伝えが、日本に古くからありました。
これは風水でもまったく同じなのですが、その注意点や対処法などについてご紹介します。
「元旦にお風呂」の風水での注意点
昔の日本ではお正月の元旦になると、先祖霊が歳神となって家に福をもたらすと考えられていました。
そのため一年の初日からお風呂に入ったり掃除をしてしまうと、せっかくの歳神から得た福を洗い流してしまうとして、それを避ける風習が生まれたのです。
一方で風水で元旦は、一年の運気を決定する大切な日と考えられています。
その元旦にもしお風呂に入ってしまうと、新年の良い運気を洗い流してしまい、良くないとされてきました。
もしこの言い伝えや風水の注意点を無視して元旦にお風呂に入ってしまったら、一年の運気は停滞したものになってしまうかも知れません。
「元旦にお風呂」の風水でのオススメや解決策
そこで元旦を迎えた時には、お風呂には入らず掃除もせず、ゆっくりと過ごしているのが一番良いです。
元旦に入浴が不可能となってしまうぶん、前日の大晦日にお風呂を済ませておけば、何も支障はないでしょう。
元旦にはお風呂を休ませて、乾燥させておくことが吉です。
そして正月の二日目を迎えることができたら、日本の風習としても風水的にも、お風呂に入って何ら問題がないと言われています。
これは元旦という最重要の日に幸福や良い運気を受けて、すでに身に付いていることが理由です。
新年最初のお風呂もまた重要なことですので、良い状態で入浴を心がけましょう。
まとめ
もし元旦に入浴をすると、風水では新年の良い運気を洗い流し、一年の運気が下がると考えられるのでした。
日本の古来の考えとしても、元旦のお風呂は歳神からの福を洗い流すというので、良い行動ではありません。
元旦にはお風呂を休んで、ゆっくり過ごすのがおすすめです。