のれんをかけたいと思う時、向こうが見やすい「紐暖簾(ひものれん)」を検討する事もあるでしょう。
「ひものれん」と普通ののれんには、何か違いがあるのでしょうか。
ここでは、「ひものれん」の風水における効果や、気を付けるべき事について、詳しく解説していきます。
「ひものれん」の風水での効果
部屋にはそれぞれ機能がありますが、戸を開け放して気を中途半端に混ぜてしまうと、それぞれの気が薄まり、機能も弱まってしまいます。
この時、のれんをかければ、気の流出が抑えられ、それぞれの部屋の気を充実させる事ができます。
「ひものれん」の場合、隙間だらけですから、布のれん程には気を遮断できません。
ただし、見通しが良く、人の動きを妨げにくいため、気になる部分に気軽に設置出来る利点があります。
また、玄関から反対側の窓まで、「坐向ライン」を遮るものが何もない「漏財宅」になっている場合、「ひものれん」を吊す事で、流れが素通りせず、程々に運気が保てます。
「ひものれん」の風水で気を付けるべきこと
「ひものれん」は、気を完全に遮断するものではありません。
本来閉めるべきドアが、無意味に開いているだけなら、のれんに頼らずこまめに閉めましょう。
また、「ひものれん」は人に直接触れるため、カーテンよりも遥かに汚れやすく、邪気を貯める速度も早いものです。
こまめな洗濯を心がけましょう。
まとめ
「ひものれん」は、部屋を区切り、それぞれの部屋の気を充実させる効果があります。
布のれんほどの遮断効果はありませんが、動きを妨げにくいため、気軽に設置出来る利点があります。
また、「坐向ライン」に設置する事で、運気を保つ事も出来るでしょう。
一方、「ひものれん」は、汚れやすく、邪気を貯める速度も速いものです。
こまめな洗濯を心がけましょう。